診療の流れ

Step1：初診矯正相談

※ご希望の場合は事前にお電話にてご予約をお願いいたします。

歯並び関するお悩みやご希望、インビザラインに関する疑問などをしっかりとお伺いし、類似した症例と治療例を参考に治療の必要性や大まかな治療期間・治療費用などについて詳しくご説明いたします。

Step2：精密検査

治療計画を立てるためにお口の状態を細かく検査・診察をしていきます。

iTeroエレメントを使った歯型の採取、顎・お口周りのレントゲン、顔面とお口の中の写真、咬合検査・虫歯・歯周組織の検査などを行います。

スキャンした歯型を米国アライン社に送信し、歯列が3Dデータ化されるのを待ちます。

Step3：矯正診断

歯列の3Dデータ（クリンチェック）と検査結果をもとに患者さまの症状に合う治療計画を立て、今後の治療方法・方針、治療期間、詳細な治療費などを丁寧にご説明します。

矯正を始める前に虫歯や歯周病の治療が必要な場合は、矯正開始前に処置を行います。

マウスピース（アライナー）は発注後、約3週間で当院に届きます。

Step4：マウスピース（アライナー）の装着

治療計画通りに歯を移動させるためには、1日20時間以上の装着が必要です。
2週間ごとに新しいマウスピース（アライナー）の取り替えを患者さまご自身で行っていただきます。

スタッフが注意事項などをご説明いたします。
装着方法・お手入れ方法、アライナーの着脱も練習しますのでご安心ください。

マウスピース矯正の注意点

・ご自身で取り外しできてしまうので、1日20時間以上の装着しないと効果が得られにくい。
・しっかりと日頃のブラッシングケアを行わないと、虫歯になりやすくなる。
・透明なので、失くしてしまうと見つけづらいです。

Step5：定期チェックのご来院

4～6週ごとにご来院していただき、歯の動き度合い・マウスピースの使用状況など口腔内の状態を確認し必要に応じてアタッチメントの装着や歯の幅を狭めたり調整を行います。

Step6：全てのアライナーの装着が完了

最終的な歯並びや咬み合わせなどのチェックを行い、治療計画と実際の歯の動きの誤差を調整するため 追加のマウスピース（リファイメント）が必要な場合もあります。

その際は再度スキャナーで歯型を採取しリファイメント用のアライナーを作成・装着することになります。

治療の《後戻り》を防ぐための保定装置

マウスピース装置（アライナー）が外れてから、半年～1年間ほどは歯が動きやすい時期なため新しい口腔内スキャンデーターから製造した、後戻りを防ぐため保定装置（リテーナー）を装着します。

リテーナーはマウスピース（アライナー）と同じ透明ですが強度が高く耐久性に優れています。
定期的な経過観察をしながらリテーナーを使用する時間を減らしていき最終的にはレントゲンで骨や歯茎の状態までチェックし、定着を確認した上で治療が完了します。

保定期間にも個人差はありますが、一般的には「歯を動かすのにかかったのと同じくらいの期間」とイメージしていただけると良いと思います。